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北欧風リビングをつくろう!インテリアのコツや家具選びのポイント

北欧風リビングをつくろう!インテリアのコツや家具選びのポイント

様々なインテリアスタイルの中で、近年特に人気なのが北欧スタイルです。この記事では北欧インテリアの特徴や人気の理由、リビングで北欧インテリアを取り入れる際のポイントや注意事項などをまとめていきます。しっかりポイントを押さえて計画的に進めることで、ミスなく素敵な空間をつくれるようになります。北欧インテリアならではのシンプルで柔らかい雰囲気を自宅に取り入れて、特別な空間をつくっていきましょう。

【目次】
1.北欧インテリアとは?特徴や魅力
2.北欧インテリアのリビングをつくるためのポイント
3.リビングを北欧風に仕上げるインテリアコーディネートのコツ
4.北欧スタイルのリビングを実現する!家具選びのポイント
5.明るく温かみのある北欧インテリアでリビングを快適に

北欧インテリアとは?特徴や魅力

北欧インテリアとは?特徴や魅力

北欧インテリアとはその名の通り北欧のスタイルのインテリア。デンマーク・スウェーデン・ノルウェー・フィンランド・アイスランドの5か国は非常に厳しい寒さと特殊な日照時間が特徴です。夏になると夜になっても太陽が沈まない白夜(びゃくや)が起こり、逆に冬は極夜(きょくや)が起こり6時間ほどしか日が昇りません。
そのためインテリアは鮮やかなカラーをアクセントにしたり、様々な照明器具を取り入れるなどして、見た目から温かな雰囲気をつくっているのが特徴です。

北欧風のリビングルームはシンプルで自然

北欧スタイルのリビングの魅力は、明るくてシンプルな雰囲気に加えて、自然な癒しを感じさせる点です。爽やかな印象を持つ白を基調とし、使用される木材も明るい色合いが一般的です。室内に明るさをもたらすためには、暖かみのある電球色やビビッドなカラーも取り入れることができます。

部屋が暗い場合でも、カーテンやラグなどの大型アイテムに淡い色を選ぶことで、明るい印象を作り出すことができます。家具については、木目の自然な風合いを生かしたシンプルなデザインが温かみを演出し、おすすめです。北欧風の植物柄や動物柄のファブリックを用いて、壁に飾るのもおしゃれなアイデアです。

北欧インテリアとナチュラルインテリアの異なる点

北欧インテリアとナチュラルインテリアは、どちらもシンプルな雰囲気を持つスタイルですが、一部の違いがあります。ナチュラルインテリアは、茶色などのアースカラーを基調とし、木材の色合いもより暗めのものが一般的です。自然の風合いを再現し、直線的なデザインの家具が多く見られるのが特徴です。

北欧とナチュラルを組み合わせたリビングルームは、伝統的な北欧スタイルにくつろぎをプラスした雰囲気が特徴です。北欧カラーを基調としつつ、木目調の家具や観葉植物を組み合わせることで、素敵なコーディネートが実現します。最初に北欧インテリアの要素を取り入れ、その上で直線的な家具やアースカラーのアイテムを工夫するなど、試行してみると良いでしょう。

北欧インテリアのリビングをつくるためのポイント

北欧インテリアのリビングをつくるためのポイント

リビングに北欧スタイルを上手に取り入れるには、いくつかのポイントを押さえることが大切です。どのようなポイントを押さえると「北欧らしさ」「北欧っぽい」を引き出せるのか、これからの家具選びにぜひご活用ください。

木製家具を使用

北欧は森林面積が多く、木材が豊富なため木製家具が多く使用されます。
そのためテーブルやソファの脚、テレビボードなどは木製のものを選びましょう。特に天然木を使用したシンプルな家具を選ぶと上品な印象になります。

ベーシックカラーは白

北欧では日照時間の少ない冬に少しでも部屋が明るくなるよう、壁紙やインテリアは白を基調としている部屋が多く見られます。
家具についてもライトカラーやホワイトオークのような白っぽい色合いを選ぶと統一感が出ます。

曲線的なデザインをチョイス

テーブルやイスなどの家具は丸みを帯びた曲線的なデザインを選ぶと温かみのあるデザインにまとまります。テーブルであれば角が丸いもの、脚も「テーパードレック」のようなすっきりとしたデザインを選ぶと北欧らしさが出せます。

リビングを北欧風に仕上げるインテリアコーディネートのコツ

リビングを北欧風に仕上げるインテリアコーディネートのコツ

リビングを北欧風に変えるコツは、「シンプルで明るく温かみのある空間を演出する」こと。家族が長く過ごすリビングでは落ち着きのある色あいや素材の家具で揃えることがポイントです。家具を買い揃える前に、あらかじめチェックしておきましょう。

理想のリビングの方向性を決める

北欧リビングにはさまざまなテイストのものがあります。もちろん北欧スタイルは厳密に定義されているわけではなく、あくまで自分が思い描く北欧リビングをつくるなり参考を見つけるなどして、インテリアの方向性を考えていく必要があります。

Roomclipやピンタレスト、Houzzなどで調べると素敵なリビングの事例が豊富に出てくるので、まずは良いと思ったものをブックマークしていきましょう。最高の1枚を決めるよりは、「壁はこれ」「ダイニングはこの写真」というように、いくつか理想のパターンを並べていくと再現しやすくなります。

例えば、ナチュラルテイスト・モダンテイスト・ヴィンテージテイストなどが存在します。色の好みや自分やご家族のライフスタイルをうまく取り入れて、自分が理想とする空間を決めていきましょう。

ベースとなるカラーと配色を決める

配色のバランスを考える際には、「配色比率の黄金比」をイメージすると失敗が少なくなります。

カラーバランスの比率は以下です。
ベースカラー75%
メインカラー25%
アクセントカラー5%

北欧インテリアで置き換えていくと、白をベースカラーに置き、テーブルやチェアなどの家具は木目調をメインに揃えていく。そしてソファやクッションのワンポイントでネイビーやブラウン系を加えるといったバランスです。
リビングでのベースカラーとなるのは壁や床、メインカラーはソファやラグ、カーテンなどがメインインテリアになります。アクセントで使えるのはクッションやアート、フラワーベースなどの小物になります。

自然を取り入れる

北欧のイメージに近づけるなら木目調の家具や観葉植物などを取り入れて自然な印象をつくっていきましょう。ソファの生地は革よりもファブリック、カゴやフラワーベース、ゴミ箱なども木製や木目調、ラタンなどで揃えると統一感が出せます。
逆にモダンな印象に揃える場合はランプやサイドテーブル、ソファの脚などにスチール性のものを取り入れると北欧らしさを残しながら現代的な印象をつくることができます。

北欧スタイルのリビングを実現する!家具選びのポイント

北欧スタイルのリビングを実現する!家具選びのポイント

北欧インテリアを取り入れる際の家具の選び方のポイントについて詳しく見ていきましょう。この記事では「ラグとカーテン」「照明」「テーブル」「チェスト・キャビネット」をピックアップして解説します。ぜひ家具選びのヒントにしてください。

ラグとカーテン

北欧スタイルのリビングを実現するためには、まずラグとカーテンの選び方が重要です。これらのアイテムが空間の印象を大きく変える要素となります。

以下のデザインやカラーの例を参考にして、北欧の雰囲気を演出してみてください。

北欧の雰囲気を表現するラグとカーテンのデザイン
アースカラー(ベージュなど)
グリーン・イエロー・ブルー
モノトーンやモノトーン柄

アースカラーのラグは、簡単に北欧らしいナチュラルな雰囲気を再現するのにおすすめです。特に色の組み合わせが難しく感じる場合に役立ちます。ただし、地味になりすぎないように注意し、インテリアやクッションなどでカラフルなアクセントを取り入れることが大切です。

もしラグを差し色として使用する場合は、ビビッドな色よりも自然な色を選ぶと調和しやすいです。例えば、森をイメージしたグリーンや温かなイエロー、空や海を連想させるブルーなどが最適です。

スタイリッシュな雰囲気を出したい場合は、モノトーンな色や柄のファブリックを取り入れることを検討してみましょう。幾何学的な柄も、モノトーンなら大人っぽくまとまります。

さらに、他のインテリア要素を白で統一している場合は、鮮やかな北欧柄のラグやカーテンを試してみるのも良いでしょう。少し上級者向けですが、全体の配色がシンプルな場合には、ファブリックを主役にしたコーディネートもおすすめです。

照明

照明

北欧には多くの有名な照明デザイナーが存在し、おしゃれで目を引く照明が特徴です。そのため、北欧スタイルのリビングを実現するためには、照明にもこだわることが大切です。

北欧デザイナーによる照明デザインは、多くが個性的なものが特徴です。個性的なデザインを選ぶ場合、木目調やホワイトトーンのものが雰囲気に馴染みやすくなります。

さらに、ホーロー製のランプシェードも北欧スタイルに適しています。アクセントを強調したい場合はカラフルな色、落ち着いた雰囲気を望む場合はモノトーンやスモーキーカラーのものを選ぶと良いでしょう。ランプシェードのない裸電球のペンダントライトは、おしゃれなレトロ感を演出したい方におすすめです。

照明だけでなく、キャンドルを取り入れるのもおすすめです。食卓や読書の時間にキャンドルを灯すと穏やかな時間を過ごすことができます。

テーブル

テーブルはリビングの中心的なインテリア要素です。特にダイニングテーブルは存在感があり、毎日使用するものですので、お気に入りのものを選ぶことが大切です。

北欧スタイルの王道は「木目調のダイニングテーブル」です。より雰囲気にこだわりたい場合は、天然木を使用したダイニングテーブルを選ぶことをお勧めします。木の温かみだけでなく、経年変化も楽しめるでしょう。

ローテーブルで本格的な北欧スタイルを実現したい場合は、ナチュラルな木製や木目調のものが適しています。

ガラステーブルを検討している場合でも、ホワイトオークや白い塗装が施されたものなら、北欧スタイルに合わせやすくなります。その際は、涼しげな印象になりすぎないよう、ファブリックアイテムで明るさと温かさをプラスすると良いです。

チェストとキャビネット

リビングの中心的な要素はテーブルやソファですが、収納家具もシンプルなデザインを選ぶことでメイン要素を引き立てます。

おすすめは、白を基調としたチェストやキャビネットです。これらは周囲のインテリアを邪魔せず、自然に北欧テイストに馴染むため、コーディネートがしやすい特徴があります。

白い家具は部屋を広く感じさせる効果もあるため、大きめの収納家具でも圧迫感を抑えて配置できます。

デザインに少しエッジを効かせたい場合は、白い塗装に天然木を組み合わせたデザインの収納家具を選ぶと良いでしょう。

明るく温かみのある北欧インテリアでリビングを快適に

北欧風のリビングルームを作る際のポイントについて解説しました。北欧スタイルのポイントは、「シンプルで明るく、温かみのあるデザイン」。特に木材を使用した家具を取り入れることで、暖かみのある空間を演出することができます。おすすめのアイテムを使用したインテリアを参考にして、おしゃれな北欧風リビングルームを実現しましょう。
より本格的に北欧インテリアを取り入れたい、今持っている家具との組み合わせを知りたい、自分だけの空間をつくりたい、失敗したくないという方は、プロのインテリアコーディネーターに相談してみてください。家の構造や日当たり、本人のライフスタイルなど様々な情報を取り込んだ上で、その部屋にあったコーディネートをご提案できます。栃木県・関東でインテリアコーディネートにお悩みでしたらY’sStyleにご相談ください。

明るく温かみのある北欧インテリアでリビングを快適に

北欧デザイナーの家具や照明は1点加えるだけでも部屋のアクセントになります。全てをそろえなくても1点豪華主義。木製の家具で統一された空間に、北欧デザイナーのペンダントライト​を​加えれば雰囲気は一気に北欧です。ぜひチャレンジしてくださいね!

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この記事を書いた人

手塚 陽子
 

手塚 陽子

株式会社Y's Style. in宇都宮

【事業内容】不動産業/設計業務/賃貸管理/インテリアコーディネート/インテリアデザイン/リノベーション/移住支援
【保有資格】一級建築士/宅地建物取引士/インテリアコーディネーター/既存住宅状況調査技術者/適合証明技術者/住宅省エネルギー技術者
子供は3人。前向き素直に一生懸命とにかくやってみる!そしてそんな人が大好きです!